SAKAMOTO DAYS（サカモトデイズ）とは、2020年から週刊少年ジャンプで連載中の人気漫画です。
「殺し屋」をテーマにしたバトル・アクション漫画で、家族思いな主人公が平和な日常を取り戻すため、様々な刺客とバトルを繰り広げます。
作中に登場する「スラー」は、坂本太郎に10億もの懸賞金をかけた張本人です。
とある目的の為に殺し屋殺しを行うスラーですが、一体どのような人物なのでしょうか？
サカモトデイズ「スラー」の気になるプロフィールについて知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください！
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【サカモトデイズ】スラーのプロフは？
SAKAMOTO DAYS（鈴木祐斗）／集英社
| 名前 | スラー |
| 生年月日 | 不明 |
| 年齢 | 不明 |
| 身長 | 不明 |
| 体重 | 不明 |
| 星座 | 不明 |
| 出身校 | JCC |
| 所属 | スラー一派 |
スラーは、坂本太郎に10億もの懸賞金をかけた張本人です。
殺連の殺し屋殺しを行っており、当初は正体不明で殺害現場に必ずX印を残していることからスラーと呼ばれていました。
現在は8名の仲間と共に、とある目的のために活動を続けています。
スラーの一連の行動は、殺し屋界に与える影響の大きさから、現在ORDERにおける抹殺対象となっています。
来歴
- 殺連直属の児童養護施設「アルカマル」で育つ
- JCCの暗殺科に通う
- 坂本太郎・赤尾・南雲と4人で進級任務にあたる
- ORDERの創設者「キンダカ」と交戦
- キンダカから要人の護衛任務を依頼される
- 兄「麻樹栖」から要人の暗殺を指示される
- 要人の正体が一般人と知り拒否
- アルカマルの仲間を救うため「キンダカ殺害」を決意
- 殺し屋「樋口」と交戦
- 殺し屋「小林」と交戦し勝利
- キンダカ殺害の任務を完了
- わざと落とした解毒薬をキンダカが拾い、毒が回ったキンダカは倒れる
- 赤尾リオンから追跡される
- 赤尾リオンを殺害
- 坂本太郎に10億円の懸賞金をかける
- 仲間を集め、半年で殺し屋の4分の1を殺害
- 殺連関東支部を襲撃
- 坂本太郎と再会
- 坂本太郎・篁と交戦し逃走
- JCC編入試験にて虎丸尚・勢羽真冬を拉致
- タイのバンコクで坂本太郎と再会
- 赤尾晶から腹部に一撃を受ける
- 坂本太郎らと交戦するも逃走
- 世紀の殺し屋展で爆破計画を実行
- 勢羽真冬・虎丸尚を送り込む
- 館内へ潜入
- 殺連会長「麻樹」と対面
- 楽に変装していた南雲から奇襲を受けるも生存
- 坂本太郎と再会
- 殺連から抹殺対象に指定される
- ORDER篁と対峙
外見
- 白髪
- 青色の目
- 白い服装
スラーは本作における最大の敵とだけあり、仲間を惹きつけるカリスマ性を感じます。
そのビジュアルの高さは、作中に登場するキャラクターの中でも上位に入り、坂本推しの虎丸尚ですら惚れてしまうほどです。
白のコートとタートルネックを愛用しており、全身黒ずくめの楽と対称的な服装をしています。
性格
- 目的の為の手段は選ばない
- 読書や映画を好む
スラーは、目的を達成するための手段は選ばず、それに伴う犠牲も必然かのような考えをもっています。
読書や映画を好んでいるようで、スラーの発言にはそれらの影響が反映されていることも多くあります。
対人関係
【サカモトデイズ】スラーの正体・目的は？
SAKAMOTO DAYS 7巻（鈴木祐斗）／集英社
SAKAMOTO DAYSに登場するスラーとは一体何者なのでしょうか？
ここからは、気になる正体や目的について詳しくご紹介します。
正体
スラーの正体は、かつてJCCで坂本太郎と同期だった人物です。
他にも、坂本と並んで有名だった南雲と赤尾リオン、現在ORDERの一員である豹も同期にあたります。
本名は「有月憬（うづきけい）」で、当時は地味で目立たない存在でした。
スラーの正体が判明したのは7巻で、殺連の関東支部を襲撃した際に坂本太郎と再会したことで、その存在が明らかとなりました。
目的
スラーは作中で「腐敗した殺連をリセットし、新しい秩序をつくることが目的」だと明かしています。
その理由は「尊い正義を実現する為に世界を自然な形へ戻したいから」と発言していますが、いずれも抽象的で詳しいことはわかっていません。
その他、スラーの目的に関係がありそうな項目について、筆者の考察を交えつつご紹介します。
考察①：殺連の罪
坂本太郎がJCCの学生寮に潜入したとき、一部の寮生は「殺連には大罪がある」と言い、殺連を潰そうとするスラーを信仰していました。
ここでいう「殺連の大罪」とは「殺し屋市場を独占している」ことで、具体的に以下のようなものがあります。
- 殺連を通さなければ日本で殺し屋事業は不可能
- 殺連以外の企業は3割のマージンを殺連に払う義務がある
- マージンを拒否すると秩序を乱したとされ殺される
JCCの寮生は「スラーがこのような殺し屋業界を変えようとしている」などと、多くの期待感を抱いていました。
恐らくスラーも「殺連の独占状態」に疑問をもち、自身の目標とする世界に作り替えようとしているのかもしれません。
考察②：尊い正義の意味
スラーは作中で「尊い正義」という言葉を何度も使用し、何らかの正義を達成することを目的としています。
4巻における鹿島の回想では、以下のようなスラーの発言がありました。
尊い正義のためには悪が必要なんだ
この世の中には死んだ方がいい人間もいるってことさ
SAKAMOTO DAYS 4巻（鈴木祐斗）／集英社
「悪」「死んだ方がいい人間」が殺連を指しているのであれば、殺連を潰すことで尊い正義を達成することができると考えられます。
しかし、この『正義』という言葉に対して、ORDERの南雲は「行き過ぎた正義感は悪より悪質」だと発言しています。
スラーの目指す「尊い正義」とは、実際のところ「悪い意味での正義」として捉えられるのかもしれません。
考察③：「弱者」と「強者」
物語が進んでいくと、スラーと坂本太郎らの間で、いくつか「弱者」と「強者」という関係性が浮かび上がってくる箇所があります。
JCC時代
- スラー（有月）は地味な存在
スラー一派時代
- 暗い過去をもつ鹿島を救う
JCC時代
- 坂本、南雲、赤尾は有名な存在
ORDER時代
- 坂本、南雲は殺連トップで活躍
南雲によると、スラーはJCC時代から目立つような人物ではなかったと言われています。
また、スラー一派のメンバー「鹿島」は周囲に気味悪がられた過去をもち、そのような社会的弱者に対してスラーは手を差し伸べています。
こういったスラーを取り巻く「弱者」の立場が、強者に対する下剋上を意味しているのかもしれません。
考察④：兄（殺連）への恨み
過去編にて、スラーの兄「麻樹栖」が殺連で働いていたことが明らかとなっています。
麻樹はスラーが育った施設「アルカマル」の仲間を人質に、ある要人を殺害せよという依頼をスラーへ強制しました。
スラーは仲間を守るため依頼を引き受けますが、大切なものを天秤にかけるという苦渋の決断を強いられてしまいます。
132話では世紀の殺し屋展で麻樹（現：殺連会長）と会場を爆破する計画を立てており、兄や殺連への復讐を図っているのかもしれません。
【サカモトデイズ】スラーの能力・強さは？
SAKAMOTO DAYSには、特殊能力を持つキャラが多く登場します。
スラーのもつ能力・強さについて、詳しくみていきましょう。
能力
- 太った状態の坂本太郎に一撃を与える
- 今のところなし
スラーは殺連の関東支部襲撃にて坂本太郎と対峙し、一瞬で一撃を与える強さをもちます。
スラーの殺し屋殺しが始まってからたった半年で、日本のプロの殺し屋の数は4分の1まで減少しました。
装備
鋼鉄の鞭
SAKAMOTO DAYS 120話（鈴木祐斗）／集英社
スラーの主な武器は刃が付いた鋼鉄の鞭です。
その攻撃範囲は12m以上で、殺連関東支部を襲撃した際は坂本太郎へ素早い一撃を入れました。
ナイフ
SAKAMOTO DAYS 7巻（鈴木祐斗）／集英社
スラーは他にも小型ナイフを所持しています。
坂本太郎や死刑囚のアパートに対し、一発で正確に傷を与えるほどの腕前をもっています。
【サカモトデイズ】スラーの過去は？
SAKAMOTO DAYS 13巻（鈴木祐斗）／集英社
スラーこと有月憬は、殺連直属の児童養護施設「アルカマル」で育った後、坂本太郎・南雲・赤尾リオンと同じJCC暗殺科へ所属します。
当時は目立たない存在だった有月ですが、坂本たちの進級任務に追加で召集されたことで、初めて3人と面識をもちます。
順調に進級任務をこなし、キンダカから要人護衛を依頼された際、有月は兄「麻樹栖」から指示された要人の暗殺を遂行しようとします。
しかし、要人の正体は殺連会長の妻子であり、一般人を殺害できない有月はキンダカの殺害に条件を変更します。
間接的でありながらも目的を果たした有月でしたが、その姿を赤尾リオンに目撃されてしまい、そのまま行方不明となりました。
【サカモトデイズ】スラーの名シーン
ここからは、作中におけるスラーの名シーンをいくつかご紹介します。
初登場シーン
SAKAMOTO DAYS 4巻（鈴木祐斗）／集英社
スラーの初登場は4巻で、部下の鹿島を裏で手引きする人物として描かれています。
その佇まいからは、物々しい雰囲気や近寄りがたいオーラが感じられます。
坂本太郎との再会
SAKAMOTO DAYS 6巻（鈴木祐斗）／集英社
6巻ではかつてJCCで一緒だった坂本太郎との再会が描かれ、ついにスラーの正体が明らかとなります。
この時2人はどのような感情を抱いていたのか、誰も知る由もありません。
希望と思惑
SAKAMOTO DAYS 8巻（鈴木祐斗）／集英社
殺連に恨みを持つ人々に「自身（スラー）」という希望を与え、その裏には何か思惑を抱いている様子。
スラーとは殺し屋ではなく、まるで1人の「革命児」のようにも思えます。
【サカモトデイズ】スラーの活躍は漫画の何巻で読める？
スラーは単行本4巻から登場しているキャラクターで、6巻50話でその活躍を見ることができます。
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【サカモトデイズ】スラーの正体や目的は？まとめ！
今回は、SAKAMOTO DAYS（サカモトデイズ）に登場するスラーの正体や目的は？身長・年齢などプロフィールをご紹介しました。
以下、サカモトデイズのスラーに関するまとめです。
- スラーは「坂本太郎に懸賞金をかけた張本人」
- 本名は「有月憬」で坂本とJCC時代の同期
- 白髪と白い服装が特徴
- 目的の為の手段は選ばない性格
- 尊い正義を実現することが目的
- 太った坂本太郎に一撃を与える強さ
- 戦闘では鋼鉄の鞭とナイフを使用
少しでも魅力が伝われば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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