カグラバチとは、2023年から週刊少年ジャンプで連載中の人気漫画です。
「刀」をテーマにしたバトル・アクション漫画で、国で最も有名な刀匠の父をもつ主人公がとある事件をきっかけに復讐を志していきます。
本記事では、漣家の当主が使用する妖術「蔵(くら)」の能力や使用者について詳しくご紹介します。
カグラバチに登場する「漣家」について知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください!
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【カグラバチ】漣家とは?
カグラバチ 22話(外薗健)/集英社
漣家(さざなみけ)とは、200年に渡って楽座市を開催している妖術師の一族です。
楽座市とはいわゆる「闇競売」のことで、漣家に生まれた人間は全ての人生を楽座市に捧げることを課せられています。
普段は敷地全体が結界で覆われているため、所在地を特定できるのは原則漣家の人間のみとなっています。
【カグラバチ】蔵とは?
カグラバチ 37話(外薗健)/集英社
ここからは、漣家が使用する「蔵(くら)」とその能力についてご紹介します。
概要
「蔵」とは想像上の空間のことで、約200年前に初代漣家当主が生み出したものです。
蔵のなかには、主に楽座市に出品される商品が保管されています。
基本的には漣家の当主に受け継がれる能力で、当主は蔵を自由に操ることが可能です。
妖術を使用する際は左目に仮面が現れますが、それは自身が「蔵の管理者」であることと同時に、漣家の当主であることを示しています。
当主の交代
カグラバチ 28話(外薗健)/集英社
漣家における当主の交代とは、すなわち「蔵」の能力を引き継ぐことを意味します。
当主交代には儀式が伴い、それらは漣家が所有する地下墓地「凪浄苑(なぎのじょうえん)」で行われています。
特徴
蔵の特徴としては、具体的に以下のようなものがあります。
- 上下も果てもない空間
- 漣家以外は立入不可
- 全権限は蔵の持ち主にある
- 死亡すると蔵の権限は消滅
上下も果てもない空間
蔵のなかの空間は、現世と隔離された「異空間」のようになっています。
蔵には多くの商品が保管されていますが、空間には際限がないことから、商品で埋まることはありません。
漣家以外は立入不可
蔵のなかに立ち入ることができるのは、基本的に漣家の人間のみです。
しかし、楽座市会場の最下層には蔵と繋がる「緊急搬出用扉」が設置されており、唯一部外者が外から入れるようになっています。
全権限は蔵の持ち主にある
蔵に関するすべての権限は、その蔵の持ち主にあります。
蔵の能力は代々当主に引き継がれており、基本的には1つしか存在していないため「当主=蔵の権限をもつ人物」と定義されます。
しかし、例外として当主ではない漣伯理も扱うことができることが判明し、現時点で蔵は2つ存在している状態です。
2つの蔵は構造こそ同じですが、権限者が異なっているため、お互いの蔵に直接干渉することはできません。
死亡すると蔵の権限が消滅
蔵の持ち主が死亡した場合、その蔵に対するアクセス権限は消滅するとされています。
当初は蔵そのものが消滅(=商品も消滅)すると思われていましたが、六平チヒロの仮説により、上記の説が濃厚となりました。
能力
蔵の能力として、以下のものが挙げられます。
- 商品の登録
- 商品の移動(転送)
- 商品の下見会(プレビュー)
- 侵入者への攻撃
商品の登録
蔵の中には、おもに楽座市に出品される商品(人やモノなど)が保管・登録されています。
基本的に何か登録したいものがある場合は、対象に触れることで登録することが可能です。
ただし、この行為は反発的な玄力(対象が拒否した場合など)がある場合は使えないというデメリットが存在します。
商品の移動(転送)
登録された商品は、蔵の権限者であれば自由に扱うことができるようになります。
具体的には、蔵のなかにある商品を外に出したり、あるいは入れたりすることも可能です。
ちなみに他者の蔵にある商品でも、それが自身の登録した商品に紐づいてさえいれば併せて移動できます。
ただし、商品の移動にはかなりのエネルギーを消費するため、連続で使用すると体に負担がかかるデメリットがあります。
商品の下見会(プレビュー)
カグラバチ(外薗健)/集英社
蔵に保管されている商品は、その一部を「プレビュー」として現実世界に映し出すことができます。
また、術者が蔵の中にいる際は、自身の存在をプレビューとして映し出すことも可能です。
しかしながら、プレビューはあくまでも「映像」に過ぎないため、実物とプレビューの違いは容易に判別できます。
侵入者への攻撃
カグラバチ(外薗健)/集英社
基本的に蔵へ立ち入ることができるのは漣家の人間のみですが、万が一侵入者がいた場合、蔵の空間を操って攻撃することができます。
蔵のなかの空間を変化させて相手に物量攻撃を与えるほか、攻撃の内部に刀や爆弾などを織り交ぜつつ器用に戦うことが可能です。
【カグラバチ】蔵の使用者
ここからは、蔵の使用者についてご紹介します。
初代漣家当主
初代漣家当主は、約200年前に蔵の妖術をもって生まれた最初の人物です。
現世と別の空間を作り出す力は極めて珍しいこともあり、これまで血縁ではなく「儀式」によって能力を受け継いできました。
そんな中、唯一儀式を行わずに蔵の能力をえた人物が「漣伯理」です。
漣京羅(さざなみきょうら)
カグラバチ 22話(外薗健)/集英社
漣京羅は、漣家における現当主です。
妖刀「真打」を所持している人物でもあり、漣家の使命である楽座市の開催を果たすべく動いています。
当初は「蔵」を自由に扱うことができる唯一の存在でしたが、同じく蔵の能力を扱える伯理と対立しています。
漣伯理(さざなみはくり)
カグラバチ 22話(外薗健)/集英社
漣伯理は、漣家に生まれた人物の1人です。
元々妖術の才能が無かったことに加え、楽座市の存在を批判したこともあり、漣家から追放されていました。
漣家の初代当主以外ではじめて蔵の能力を開花させた人物で、現在は主人公の六平チヒロらと共に行動しています。
【カグラバチ】漣家の妖術「蔵(くら)」とは?まとめ!
今回は、カグラバチの漣家が使用する妖術「蔵(蔵)」とは?能力や使用者についてもご紹介しました。
以下、カグラバチの漣家に関するまとめです。
- 蔵とは想像上の空間のこと
- 漣家に代々受け継がれる能力
- 現在は漣京羅(当主)と漣伯理が使用できる
少しでも魅力が伝われば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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