葬送のフリーレンとは、2020年から週刊少年サンデーで連載中の人気漫画です。
魔王を倒した勇者たちのその後を描いたファンタジー漫画で、永い時間を生きるエルフが人間を知るため様々な場所へと旅に出ます。
作中に登場する「黄金郷のマハト」は、魔王直下に所属する7人の大魔族『七崩賢（しちほうけん）』のうちの1人です。
優雅な見た目が特徴的な黄金郷のマハトですが、一体どのような人物なのでしょうか？
葬送のフリーレン「黄金郷のマハト」の気になるプロフィールについて知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください！
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【葬送のフリーレン】黄金郷のマハトのプロフは？
葬送のフリーレン 9巻（山田鐘人・アベツカサ）／小学館
| 名前 | 黄金郷のマハト（おうごんきょうのまはと） |
| 生年月日 | 不明 |
| 年齢 | 600歳以上（推定） |
| 身長 | 不明 |
| 体重 | 不明 |
| 種族 | 魔族 |
| 所属 | 七崩賢（しちほうけん） |
「黄金郷のマハト」は、魔王直属の幹部『七崩賢』に所属する大魔族の1人です。
少なくとも600年以上の時を生き続けており、過去にはフリーレンとも一戦を交えています。
50年前に城塞都市ヴァイゼを黄金郷に変えるという悪行の末、現在までヴァイゼの中に封印されています。
来歴
- 魔王直属の幹部「七崩賢」に所属
- 600年前フリーレンと交戦し勝利
- 大魔族ソリテールと出会う
- 全知のシュラハトから招集を受ける
- 南の勇者と交戦し勝利
- 奇跡のグラオザームにより記憶を削除される
- 数々の人間を殺害する
- 城塞都市ヴァイゼに向かう
- ヴァイゼに向かっていた馬車を襲撃
- 乗車していたヴァイゼの貴族「グリュック」と手を組む
- 80年以上前グリュック家の魔法使いとなる
- 親戚として来たデンケンに魔法を教授する
- 60年前魔族に不信感を抱いた貴族・大衆の指示で「支配の石環」を着ける
- ヴァイゼの民に仕え、悪意を抱かないことを命じられる
- 50年前グリュック及びヴァイゼの街を黄金郷に変える
- 黄金郷に来たゼーリエと交戦
- ゼーリエの部下の介入で一時停戦となる
- 大陸魔法協会によって黄金郷に強固な結界が張られる
- 勇者ヒンメルの死
- 30年後黄金郷の調査に来たレルネン・エーデルと交戦
- エーデルから100年分の記憶を読み取られる
- 黄金郷に墓参りに訪れたデンケンと再会
- 以降デンケンと毎日対話を続ける
- 黄金郷を訪れたデンケン・フリーレン一行をもてなす
- 黄金郷の結界を破ったソリテールと再会
- デンケンと交戦
- フリーレンによって能力を解析される
- デンケンの攻撃で致命傷を負う
- グリュックとの再会後デンケンに仕留められ死亡
外見
- 赤色の長髪
- 2本の角
鮮やかな赤色の長髪と、魔族の証である2本の太い角が特徴です。
物腰が柔らかく、魔族でありながら人間のような雰囲気を醸し出しています。
性格
- 非好戦的
- 社交性が高い
戦いを好まない非好戦的な性格で、魔族の中では珍しく社交性の高い人物です。
一方で、魔王が討伐されたことに対し「どうでもいい」と発言するなど自分本位な一面もあります。
対人関係
【葬送のフリーレン】黄金郷のマハトの能力・強さは？
葬送のフリーレンには、さまざまな能力を持つキャラが多く登場します。
黄金郷のマハトのもつ能力・強さについて、詳しくみていきましょう。
能力
万物を黄金に変える魔法（ディーアゴルゼ）
葬送のフリーレン 9巻（山田鐘人・アベツカサ）／小学館
黄金郷のマハトの能力は「万物を黄金に変える魔法（ディーアゴルゼ）」です。
魔法という名称が入っていますが、実際のところは「呪い」に近いものとされています。
- 対象を無条件に黄金へと変化させる（自身は対象外）
- 作られた黄金は「金」と全く異なる物質となる
- 黄金に変化したものはいかなる攻撃も通じない
- マハトの死後も効力は継続する
- 能力を解除できるのはマハトのみ
- 基本的になし
防御・解除は一切効かず、唯一ゼーリエが使用した「呪い返しの魔法」のみが対抗手段として描かれています。
しかし、最終的にはフリーレンによって能力が解析されたことにより、その効能を失うこととなりました。
魔力探知
葬送のフリーレン 9巻（山田鐘人・アベツカサ）／小学館
黄金郷のマハトがもつ「魔力探知能力」は非常に精密で、フリーレンでも欺くことが難しいほどです。
その範囲は黄金郷全体に及ぶとされており、1歩でも黄金郷に踏み込めばその時点ですぐに見つかってしまいます。
技
人を殺す魔法（ゾルトラーク）
葬送のフリーレン 10巻（山田鐘人・アベツカサ）／小学館
人を殺す魔法（ゾルトラーク）は、かつて腐敗の賢老クヴァールが編み出した魔法です。
威力や魔法耐性の無効化、そして速度に優れた貫通魔法で、現在では人間が使用する一般魔法へと進化しています。
防御魔法
葬送のフリーレン 10巻（山田鐘人・アベツカサ）／小学館
防御魔法は、その名の通り攻撃を防ぐ魔法のことです。
六角形の壁を作って展開することにより、ほとんどの魔法攻撃を防ぐことが可能となります。
マハトはソリテールから人間の魔法を教わったことで、魔族でありながら人間の魔法を使用できる数少ない存在となっています。
無数の金片による大質量攻撃
葬送のフリーレン 11巻（山田鐘人・アベツカサ）／小学館
無数の金片による大質量攻撃は、大量に生み出した金片を塊として相手にぶつける技です。
直撃すれば原型も残らず、たった一瞬掠っただけで防御魔法をも粉砕する威力があります。
また、金片を固めることによって攻撃を防ぐ盾にもなります。
装備
マント
葬送のフリーレン 9巻（山田鐘人・アベツカサ）／小学館
黄金郷のマハトは、左肩にかけた大きなマントに「万物を黄金に変える魔法」をかけて武器に変身させます。
作中では戦況に応じて剣や盾、槍などに変形させながら戦っていました。
特にマントを変形させて作り出した「黄金の盾」は頑丈で、魔法攻撃を一切通さないほどの強度をもっています。
支配の石環
葬送のフリーレン 9巻（山田鐘人・アベツカサ）／小学館
支配の石環は、神話の時代に賢者エーヴィヒが作り上げた「この世で唯一の魔族の心を操る魔道具」です。
かつてヴァイゼの領主に仕えていた時に装着され、以下の命令と共に現在まで効力を発揮しています。
①ヴァイゼの民とその子々孫々に仕えること
②ヴァイゼの民に悪意を抱いてはならない
しかし魔族であるマハトには「悪意」という感情を理解できず、ゆえにこの命令はあって無いようなものとなっています。
マハトと対峙したレルネンとエーデルはこの事実に気付きますが、命令の追加権限は使用者に限定されており、成す術はありませんでした。
強さ
葬送のフリーレン 10巻（山田鐘人・アベツカサ）／小学館
黄金郷のマハトは七崩賢最強の存在で、万物を黄金に変える魔法はもちろん、純粋な戦闘力の高さや人間の魔法を扱うことも可能です。
その強さはフリーレンですら戦いを避けるほどで、ゼーリエや相性の悪いグラオザームでようやく真向から挑めるほどです。
しかし人類が使用する比較的新しい魔法（一般攻撃魔法）に慣れておらず、マハトの隙をつける手段として挙げられています。
【葬送のフリーレン】マハトとソリテールの関係は？
葬送のフリーレン 10巻（山田鐘人・アベツカサ）／小学館
黄金郷のマハトとソリテールは旧知の仲です。
人間に興味を抱いていたマハトはソリテールと出会い、人間の感情や文化・習慣といったものを教わっていました。
マハトは人間との共存を夢見ており、人間の感情を知る方法として多くの人間を殺害することでその感情を知ろうとします。
一方ソリテールには「人間と魔族の共存は不可能」という考えがありましたが、共存を願うマハトに興味を抱き、行く末を見守っていました。
しかしながら、人間を知りたいと願う2人の行きつく先はいずれも「人類の殺害」へと繋がっています。
【葬送のフリーレン】黄金郷のマハトの過去は？
ここからは、黄金郷のマハトの過去についてご紹介します。
グリュックとの出会い
葬送のフリーレン 10巻（山田鐘人・アベツカサ）／小学館
グリュックは大陸北部に位置する城塞都市ヴァイゼの領主です。
黄金郷のマハトとグリュックとの出会いは偶然で、グリュックが乗っていた馬車をマハトが襲撃したことから始まります。
瀕死でありながら平然とするグリュックに対し、マハトは最も興味があった人間の感情「悪意」「罪悪感」について問います。
これまでヴァイゼで多くの悪意に手を染めたグリュックは、その答えを教える代わりに自身と手を組むことを要求しました。
マハトはグリュックに忠誠を誓い、ヴァイゼに蔓延る悪徳貴族を排除する一方、領民から慕われる魔族として名を馳せました。
ヴァイゼを黄金郷に変えた理由
葬送のフリーレン 9巻（山田鐘人・アベツカサ）／小学館
マハトは長年ヴァイゼの地で過ごしましたが、最終的に自らの手でヴァイゼを黄金郷へと変化させます。
その行為は「より親しい者を殺すことで悪意・罪悪感といったものが分かる」という自分勝手な理由からきたものでした。
しかしグリュックという親しき人物を失った後も、マハトは「悪意」「罪悪感」という感情を理解することはできませんでした。
結局のところ魔族と人類の共存は不可能であり、「一生分かり合えることのない存在」であることが強く体現されています。
【葬送のフリーレン】黄金郷のマハトの活躍は漫画の何巻で読める？
黄金郷のマハトは単行本8巻から登場しているキャラクターで、9巻83話でその活躍を見ることができます。
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【葬送のフリーレン】黄金郷のマハトの能力・強さまとめ！
今回は、葬送のフリーレンに登場する黄金郷のマハトの能力・強さは？気になるプロフィールについてご紹介しました。
以下、葬送のフリーレンの黄金郷のマハトに関するまとめです。
- 黄金郷のマハトは七崩賢の1人
- 鮮やかな赤色の長髪と2本の角が特徴
- 社交的な一方自分本位な性格
- 七崩賢の中で最強の強さ
- 万物を黄金に変える魔法（ディーアゴルゼ）の能力をもつ
- ソリテールとは旧知の仲
- 過去に城塞都市ヴァイゼの領主「グリュック」に仕える
- フリーレン一行・デンケンとの交戦で死亡
少しでも魅力が伝われば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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【葬送のフリーレン】あらすじ
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(C)葬送のフリーレン 山田鐘人・アベツカサ／小学館
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